ジェネリックって何?効くの??
ジェネリック医薬品とは
これだけCMでもやってるし全く知らないって人はいないでしょう。
でも詳しいことはよくわからない。安いっていうけど粗悪品なんじゃない?など
まだまだ疑問は残っているかと思います。
ジェネリック医薬品は、厚生労働省の承認を得て発売される既存の薬品と同じ成分
を持つ医薬品のことです。
先発品(既存の薬)と何が違うの?
同じ成分を使ってるんだから当然効果も同じです。
厳密には添加物や製法が異なりますが、既存の薬と有効性・安全性に違いが
生じないことは販売前に実証されています。また、生体内の挙動も同等だと
実証済です。
なんでジェネリックは安いの?
研究開発費がかからないからです!!
新薬を見つける確率はおよそ1/10,000と言われています。
そんなの開発してるんだから莫大なお金がかかりますよね。
しかし苦労して開発した薬も永遠に独占販売できるということはありません。
そうです特許切れです。
これにより他の製薬会社も同じ薬を製造販売できるようになるのです。
既存の薬をさらに改良して(別剤型、味、デザインなど)より患者様が
飲みやすい・飲み間違いがない製品を作っているのです。
これがジェネリック医薬品です。
ジェネリックは副作用が出る?
都市伝説だと思ってます。週刊誌などの情報に踊らされているだけですね。
(ほぼ無いと思いますが)単に添加物が合わないだけでしょう。
同じ添加物が入っている先発品も山ほどあるので注意してくださいね。
結局、ジェネリックにしたほうが良いの?
変えたほうが良いと思います。特にお子様の風邪薬!
小児の薬は体重や年齢に合わせて作るので粉やシロップである場合が
多いです。なのでどうしても味が苦手という理由から
苦労されている親御さんも多いことでしょう。
いろいろ試飲してみましたがジェネリックは圧倒的に美味しい
場合が多いです。薬が美味しいとすすんで飲むお子様も
いらっしゃいましたよ。
また定期的にお薬をもらっている患者様は長い期間薬を飲むほど
経済的な負担は大きくなっていきます。
1種類ずつ変更することもできますし、2か月分一気に変えるのが
怖い場合などは1週間分だけジェネリックでもらうなんてことも
できますので薬局で相談してもいいかもしれませんよ。