アンサングシンデレラ第1話(前半)

いきなりの救急現場

病院での勤務経験はありませんが医療ドラマでよく見る光景でしたね。

あの場に薬剤師がいるとは私も知りませんでした。

心マもやるんだーと思って眺めてました。

βブロッカー飲んでるとアドレナリンが効かない?

アナフィラキシーとかアドレナリンは時々聞きますよね。

アドレナリンは興奮状態で出るホルモンですね。

アドレナリンが体内で作用する場所としてα1.2、β1.2.3と5か所あります。

これらにくっつくことで血圧を上げたりしてくれます。

しかし作中の患者さんには効かなかった・・・。なぜでしょう?

患者さんのポケット漁って出てきたのはβブロッカーのビソプロロール。

文字の通りβをブロックするんで単純にアドレナリンの作用できる場所が減りますね。

結果として効果が出てこなかったというわけです。(受容体の選択性など細かい分類はありますが割愛)

そこで出てきたグルカゴンですがこれはアドレナリンとは別の切り口から

心臓に作用して心機能を回復してくれます。

調剤室でのアロプリノールとアロチノロール

間違えやすい薬の代表選手ですね。忙しい時にパッと見るとミスるよねって話です。

しかも名前が似てるくせに効果は全然違うという・・・。

ニザチジンとチザニジンなんてのもあります。

医療現場で過誤らせようとしてるとしか思えません。

名前つけたやつ出てこいや!